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アエーシャーの日本語放送プロジェクト

”Radio Samanalaya”

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ベリ1 ベリ2 ベリ3

 

スリランカの現在の首都は、スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ(Sri Jayawardenepura Kotte)です。
スリランカの人たちはコーッテーと呼びます。

長い名前ですが、意味を理解すれば覚えられます。

シュリー=聖なる
ジャヤ=勝利
ワルダナ=芽生え・成育・進歩・発展
プラ=都
コーッテー=元々の地名

という構成になっています。


スリランカの首都は首都を移転した際に尊称をつけたため長くなっています。
地名「コッテ」の前に尊称が並んでいます。

スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテは「聖なる勝者となる都・コッテ」という意味になります。

スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ市はコロンボ県にあります。
1985年まではスリランカの首都はコロンボ市でした。

現在も西部州の州都はコロンボ市であり、
コロンボ県の県都はコロンボ市です。

国の行政上の首都のみがコロンボ市からスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ市に移転されました。

コロンボ市の旧国会議事堂からスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ市の国会議事堂までは12kmの距離しか離れていません。
首都移転としてはかなり近場への移転です。


スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ市への遷都は、同じコロンボ県内のかつての王国の都に遷都しています。


それではそれぞれの意味を解説していきましょう。

先頭の「スリ」は、サンスクリット語で「栄光、富、高貴、美、輝き」などを意味する言葉「シュリー」に由来します。

シュリー・ガネーシャ、
シュリー・クリシュナ
などヒンドゥー教の神々の敬称、
シュリーナガル、
シュリーカーラハスティ、
シュリーランガム
などヒンドゥー教やシク教の聖地・寺院・町の敬称、
シュリ・シュリ・ラビ・シャンカール、
シュリニヴァーサ・ラマヌジャンなどヨガの達人などへの敬称や人名にも使われます。

国名の「スリ・ランカ(聖なる島)」
世界自然遺産に登録されている「スリ・パーダ(聖なる足跡)」
世界文化遺産に登録されている仏歯寺「スリ・ダラダー・マーリガーワ(聖なる歯遺物の宮殿)」
その他、スリランカにある多くのヒンドゥー寺院や一部の仏教寺院の名前の冒頭に「スリ(Sri、ශ්‍රී)」とつきます。


二番目の「ジャヤ(ජය)」は「勝利」を意味します。

オリンピック・パラリンピックのスリランカの応援コールとしてNHKに紹介された「ジャヤ(ජය)ウェーワー(වේවා )」。
ウェーワーは、「なりますように」という意味で、ジャヤ・ウェーワーは「勝ちますように!」という応援コールになります。

コロンボ港に最初に作られたコンテナターミナルの名前は「ジャヤ・コンテナ・ターミナル」と言います。


三番目の「ワルダナ(වර්ධන)」は「〜になる、成長する、もたらす」を意味し、スリランカのファミリーネームによく見られます。

ジャヤワルダナ(ජයවර්ධන):「勝者になる」の意味
グナワルダナ(ගුණවර්ධන):「良い性格になる」の意味
シリワルダナ(සිරිවර්ධන):「きれいになる」の意味
ダナワルダナ(ධනවර්ධන):「お金持ちになる」の意味
などです。

コロンボからスリ・ジャヤワルダナプラ・コッテに首都を移転した時の大統領がジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナです。


4番目の「プラ」はサンスクリット語で「都」を意味します。

世界文化遺産に登録されている「アヌラーダ・プラ」
古代から宝石の町として知られた「ラトゥナ・プラ」
シンガポールの昔の名前「シンハ・プラ」
など、現在も町の名前や由来になっていたりします。

スリランカ全土を最後に統一したシンハラ王朝であるコーッテー王国は、現在のエトゥラコーッテーに要塞を築き、都「ジャヤワルダナプラ(勝利をもたらす都)」を建設しています。

現在の、スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテの「ジャヤワルダナプラ」は、このコーッテー王国の都の名前が由来となっています。


そして最後の「コッテ」の意味
コッテは元々の地名です。
タミル語で要塞を意味する「コッティ」に由来すると言われています。
シンハラ語の発音は、「コ」も「テ」も伸ばす音となっていて、そのまま読むと「コーッテー」となります。

シンハラ王朝のガンポラ王国がこの地に要塞を築き、継承国家のコーッテー王国が要塞を強固にして都としたことからコーッテーと呼ばれます。

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